沖縄の海がきれいな理由~感動の大自然

「心が奪われる」

そんな言葉がピッタリの沖縄の海。
白い砂浜と果てしなく広がる青い海。

「なぜ、こんなに美しいのだろう…。」
一人で海を眺めていると、そんなことを考えてしまう。

いつの時も人々を魅了する沖縄の海。

そんな沖縄の海がきれいな理由は5つ。
今回はその理由をご紹介します。


美しさの秘密!5つの理由とは?

知られざるサンゴのパワー

沖縄の海がきれいな理由の一つ目は「サンゴ」

サンゴは大きく分けて2つの役割を担っています。
「浄化」「白い砂」

まずは「浄化」の理由です。

海の中の二酸化炭素。
これを吸収し光合成をおこないます。

そして酸素を放出。
この時、ミネラルも一緒に放出。

この働きが海水を浄化してくれるシステムとなります。

しかし、サンゴが沖縄の海をきれいにしてくれるのは生きている間だけではありません。
続いて「白い砂」の理由です。

サンゴは種類によって寿命が数十年から数百年と言われています。
その寿命を全うしたサンゴは白い砂となって海底を白くしてくれます。

サンゴの体が石灰質でできているからです。
命を使い切った後は白く崩れ落ちます。

沖縄の海は砂浜も海底も白いですよね?
その白さが太陽の光を海の底から反射させ、エメラルドグリーンを作り出します。

沖縄の海の青さもこの理由。

白い砂浜と青い海、このコントラストが出来上がるわけです。

逆に湘南などの砂は黒いです。
すると海も黒く見えます。

サンゴがいない海では白い砂浜は作られないわけですね。

海が透明な理由


沖縄の海は透明度が高く、光を通します。

これはサンゴの浄化作用も関係しているのですが、一番の理由は「プランクトン」
プランクトンが少ないと透明度が上がります。

冬の沖縄は透明度が高いのでシュノーケリングやダイビングに向いている。
プランクトンが関係していたのですね。

プランクトンの少なさの理由は「黒潮」
沖縄近海には黒潮が流れています。

黒潮は流れが早く、水温の変化が一定。
そして栄養が少ない。

これらの原因がプランクトンを少なくしています。

ただし、そんな沖縄でも、大雨や台風のあとは海水が濁ります。
私が見た感じでは、砂で濁った感じですね。

大雨で陸から流れてきた土砂が海に流れ込むんですね。

天然のエメラルドグリーン


遠くまでエメラルドグリーンの海。
心がギュッとなる美しさ(^^♪

その理由が「遠浅」

沖縄の海は遠浅で海の底まで太陽の光が入ります。
光が海底から反射して、あの美しいエメラルドグリーンを作り出しています。

干潮の時はかなり沖まで歩けるところも多いです。
逆に浅すぎて泳げないことも多いですよ(+o+)

島ならではの地形

沖縄の地形も大きく影響しています。

沖縄には大きな山や河川が無い。
すると山から流れる来る様々な「土」「砂鉄」「ゴミ」などが少ないわけです。

逆に大きな山や川があると、海へ流れ出すものも多い。

先ほどのサンゴの話につながりますが、白い砂は山の影響を受けないため、とも言えますね。

人間の影響

人間が生きていると様々な「ゴミ」を海に流します。

沖縄は大きな山や川がないので「生活排水」も流れにくくなっています。

ただし、沖縄の海も「ゴミゼロ」ではありません。
沖縄でも海が汚れている場所はあります。

工業地帯が近い海はあまりきれいとは思えません。
また周辺諸国のゴミも流れてきています。

沖縄の海岸に流れてついているペットボトルなどを拾ってみるとわかります
隣の国の言葉のペットボトルなども流れてきています。
もちろん日本のゴミも多いです。

離島の海も観光客が増えすぎて「日焼け止めの油が浮いている」海もあります。
観光客に来てほしいのですが、その代償に自然は汚れてしまいます。

難しい問題ですね(T_T)

最後に

今回は沖縄の海がきれいな理由について「5つの理由」をご紹介しました。

まとめると以下の通り。

  1. サンゴが頑張っている
  2. 黒潮の影響で透明
  3. 遠浅で色がきれい
  4. 大きな山や川が無い
  5. 生活排水が少ない

とてもきれいな沖縄の海ですが、上記の理由から本島よりも離島が美しい理由もわかりますね。

石垣島、宮古島、慶良間諸島の海は驚くほど美しいです。

実際に見る沖縄の海は感動ものですよ(^^♪

ありがとうございました。