沖縄には花粉症がない?ある?意見がわかれる理由とは?

沖縄には花粉が少ないので
「花粉症がない」
と言われています。

沖縄に住んでいる人に聞いても「ない」と答える人がほとんどでしょう。

しかし、沖縄でも「花粉症で困っている人」はいます。

では「どちらが正しい」のでしょうか?

今回は沖縄の「花粉症ある?ない?」について、花粉の時期も踏まえた調査をご紹介します。



沖縄での花粉症

花粉症はある?ない?

沖縄ではスギやヒノキの花粉は「ほとんどありません」
ゼロではないですが、木の本数が極端に少なく花粉の飛散量も少ないです。

そのため、東京でスギやヒノキの花粉で悩んでいる人にとっては沖縄の春は快適な場所となります。

お金があるビジネスマンは3月を中心に春は沖縄で避難するために過ごす人もいます。
また、思い切って沖縄に住んでしまう人もいます。

IT関係の人、ビジネスで成功して東京に住まなくてもよい状況の人が多い感じです。

私の友人も東京に10年ぐらい暮らしていたら花粉症になりました。
そして沖縄に帰郷したら治りました(#^.^#)

正確には症状が出なくなった、と言った方が正しいかも。

しかし、少ないですが「別の花粉」で花粉症になる人はいるようです。

そのため
「花粉症がゼロ」
というわけではありません。

私は沖縄で花粉症に悩んでいる人に会ったことがありませんが。

時期

沖縄で花粉が飛ぶ時期をご紹介します。

一番多い花粉は「リュウキュウマツ」
どこにでも生えている木なのでアレルギーの人はツラいかもしれません。

ただし、マツの花粉は抗原性が低いので影響は少ないようです。
リュウキュウマツの花粉のピークは2月から3月

続いて多いのが「ススキ」「サトウキビ」などのイネ科。
年中花粉は飛んでいるが特に多いのが秋。
花粉のピーク10月、11月

三番目は花粉の量は少ないですが、問題なのが「トキワギョリュウ」
沖縄の花粉症患者はモクマオウ科のアレルギーが多いらしいです。

明治以降、台風の多い沖縄では防風林として植林されたようです。
現在では木の本数も少なくなり、市街に住んでいるなら影響は少なくなっているそうです。

モクマオウ科の花粉は4月から6月がピーク

沖縄のアレルギー性鼻炎の患者は12月1月2月が多い。

その原因は断トツで「ハウスダスト」
沖縄の冬は湿気があるのでカーペットにイエダニが発生しやすいです。

ハウスダストに弱い人は冬の一般家庭に注意ですね。

患者数

沖縄でも少ないですが花粉で悩んでいる人はいるようです。

学会などの発表によると「ブタクサ」「ススキ」などの花粉症患者、まれに「ヨモギ」もいるようです。

そもそも、沖縄にはスギやヒノキが少ないので花粉症で悩む人も少ないのでしょう。
沖縄ではスギのようなノッポの木は育たないです。

台風で吹き飛ばされますからね。
また高い山もないです。

大規模な植林などもありません。

最後に

今回は沖縄の花粉症についてご紹介しました。

沖縄ではスギ花粉の影響はほとんどない、と言って問題ありません。

しかし、別の花粉で悩んでいる人が多からずいます。

ただ、春の旅行者は「飛行機から降りた瞬間にわかる!」というぐらい花粉は少ないです。

春だけ数か月沖縄で過ごす中期滞在ツアーも存在しています。

花粉症で苦しんでいるなら、春だけ沖縄に住むのも選択肢の一つに加えてもいいかもしれません。

ありがとうございました。