首里城の火事!沖縄の歴史的事件を体感して学んだこと

令和元年10月31日。

沖縄のランドマークである首里城が火災で全焼しました。

火事は31日午前3時頃。

私は8時ごろまで知らずに仕事場に到着してからニュースを知りました。
衝撃と悲しさで胸が締め付けられる思いです。

ネットでは色々な憶測を呼んでいますが、原因はすぐには特定できないでしょうね。
私は人的ミスによる悪い連鎖が起こった思っています。

報道によると「消化設備」も充実していなかったようで、再建するときの教訓になるでしょう。


首里城焼失で気づいた私の足りない部分

消えた巨大工芸品

首里城は木造というだけでなく、漆が使われています。

数年前に漆の塗りなおし作業で2年ぐらいの時間を使っていました。

首里城は沖縄の数々の職人のパワーで作られています。

その巨大工芸品が焼けて消えたことはとても悲しいことです。

私は沖縄の伝統工芸に少し近い活動をしていました。

工芸を勉強している人や、工芸を教える人。
伝統技術を長い年月勉強してもお金にならないのです。

志が高い人達が作り上げた首里城だと思います。

「あたりまえ」の大切さ

何故、「首里城の火事」と「あたりまえの大切さ」が結びつくのか。

私は小さい子供を連れて「そのうち首里城に行こう」と思っていました。

結局行ってません。

何故行かなかったのか?

それは、首里城がいつもあの場所にあるのが「あたりまえ」だったからです。

沖縄には首里城があるのが「あたりまえ」。

いつでも行けるのが「あたりまえ」。

まだ幼いわが子がやっと一人で走り回れるぐらいになったので「そろそろ」とは思っていました。
しかし「そのうち行けばいいか」という気持ちに負けてしまったのです。

首里城までは車で1時間ぐらい。

2週間前に2時間かけて本部の美ら海水族館に行っているので遠くはありません。
逆に「いつでも行ける」と持っていた気持ちがありました。

そう思っていた矢先に火事のニュース。

心にぽっかりと穴が開き、確実に数年先は見ることが出来ない。
首里城が急に貴重な存在になりました。

人って失ってから気づくのですね。
無駄に時間を使い「やりたい」と思いながら後回しにしていることって多くないですか?

決めたこと

「後で後悔しないように、先に行動するようにしよう」
「家族との時間も有意義に使えるように、仕事も早く片付けて家に早く買えるようにしよう」
「仕事のスピードも上げて、ダラダラ作業しないようにしよう」
「休みの日は疲れていても家族と美しい景色を見たり、体験を積むようにしよう」

今日は様々な思いで頭がいっぱい。
うちの子に、あの朱色のお城を見せたかったです。

最後に

今回は首里城の火事から私が学んだことをご紹介しました。

ダラダラと無駄な時間を使わないで、作業はサッサと終わらせる。
作った時間は大切な人との経験を積むために使う。

首里城が復活したら絶対に家族で行きます!

ありがとうございました。