世界遺産「首里城全焼」!火事の原因は?復旧はいつごろ?

令和元年10月31日午前3時。

首里城で火災が起きていると消防に通報が入りました。

消防車10台以上で消化にあたったが、ほぼ全焼したようです。

幸い、けが人は出ていません。

警察の発表によると、首里城の「正殿、北殿、南殿」が全焼。
それ以外にも「奉神門(ほうしんもん)」「書院」も燃えているようです。

原因はまだ明らかになっていませんが、数日前から「首里城祭」が開かれていて、関係者が未明まで首里城にいたようです。
火災が起こった時間には全員帰宅していましたが、火災との関係が気になります。

「首里城祭」の催しでキャンドルによるライトアップの準備が行われていました。
大量のろうそくの管理は大丈夫だったのでしょうか?

沖縄地方が秋に入り空気が乾燥してきています。
ちょうど数日前から明け方にはのどの乾燥が気になるほど、空気が乾いてきていました。

さらに、首里城のような高台は「風が強く」タバコの不始末だけでも危険だと思われます。
出火原因は今後の調べて分かってくるでしょう。

今回は全焼してしまった首里城がいつごろ復旧できるのか考えてみました。


首里城の復旧はいつごろ?

設計だけでも3年

首里城の「正殿」は、琉球王国最大の木造建築物です。
「百浦添御殿」とも呼ばれています。

ガイドブックなどの写真の載る「あの建物」で象徴です。

首里城は沖縄戦で資料が焼失し、設計だけでも3年かかっています。

ただし、それは「何もない状態」からの設計で、今回は資料が残っているでしょう。

設計自体はそんなに時間はかからないと思われます。

設計よりも、火災による「ごみ」を撤去する時間が気になります。
あれだけの施設が全焼しているので、数か月は必要かと思われます。

建築だけで3年

首里城の建築は、1989年から1992年の年末の完成までに約3年かかっています。

それ以外の公演施設は同時並行で建築され、1992年は「一部開園」でした。

これから新しく作り直すには「燃えたゴミの処分する作業期間+建築期間」ということですね。

どんなに早くても復旧までに4年以上はかかると思われます。

すると「令和4年の年末」以降ですね。

まとめ

今回は全焼した首里城がいつごろ復旧するのか考えてみました。

沖縄のシンボルであった首里城が火事で焼け、とても悲しい気持ちです。

早く原因を特定し、復旧作業を進めてほしいですね。

ありがとうございました。